スポーツ

名古屋アジア大会の香港代表、メダル計54個・金11個 行政長官「金メダル数は過去最多」

日本の名古屋を舞台にした第20回アジア競技大会(名古屋アジア大会)で、香港代表が獲得したメダルは計54個(金11・銀19・銅24)でした。香港政府トップの李家超(ジョン・リー)行政長官が2026年10月4日付の祝辞で今大会の成績をまとめたもので、長官はメダル総数がこれまでの記録を上回り、金メダル数も過去最多になったと説明しています。金メダルは武術、水泳、ボート、スカッシュ、セーリング、テニス、ウィンドサーフィン、7人制ラグビーの8競技で生まれました。

当サイトでは9月28日に、大会途中の暫定的なメダル集計をお伝えしました。本記事はその続報として、行政長官が示した今大会の成績と、記録更新の中身を整理します。

香港代表の成績(2026年10月4日時点)

祝辞によると、今大会の香港代表は選手約580人が38競技に出場しました。メダルの内訳を、前回大会と並べると次のとおりです。

大会 金 銀 銅 合計
2026年 名古屋大会 11 19 24 54
2023年 杭州大会(参考) 8 16 29 53

※名古屋大会は香港政府の発表(2026年10月4日時点)、杭州大会は香港メディアHK01の報道によります。

「過去最多」は何と比べたものか

「メダル総数・金メダル数ともに過去最多」というのは、李家超行政長官の祝辞での説明です。長官は、メダル総数が従来の記録を上回り、金メダル数は「史上最多」になったと述べています。

照合の手がかりとして、前回2023年の杭州大会を見てみます。HK01の報道によると、杭州大会の香港代表は金8・銀16・銅29の計53個で、当時もメダル数の記録を更新したと報じられていました。これと比べると、今回はメダル総数で1個、金メダル数で3個上回っています。

内訳を見ると、総数の上積みはわずか1個ですが、金は8個から11個、銀は16個から19個に増え、銅は29個から24個に減っています。総数の伸び以上に、金・銀が増えたことが今回の成績の特徴といえます。

なお、ここでの記録の比較は、長官の説明と、杭州大会に関するHK01の報道をもとにしています。

金メダルは8競技に広がる

祝辞で金メダルを獲得した競技として挙げられているのは、次の8つです。

  • 武術(ウーシュー。中国武術の競技)
  • 水泳
  • ボート
  • スカッシュ
  • セーリング
  • テニス
  • ウィンドサーフィン
  • 7人制ラグビー

金11個がこれらの競技に分かれており、スカッシュやテニスといったラケット競技、水上で行うボート・セーリング・ウィンドサーフィン、団体競技の7人制ラグビーまで、幅広い分野で頂点に立った形です。

また長官は、スカッシュ、セーリング、テニスの各チームについて「歴史的な成績」を残したとたたえています。

日本開催の大会での香港勢の活躍

香港在住の日本人にとっては、日本が舞台となった大会で香港代表が記録的な成績を残したという点で、身近に感じやすいニュースです。職場の同僚や子どもの学校などで香港の人と話す際にも、「名古屋のアジア大会、香港は金メダルが過去最多だったそうですね」といった形で話題にしやすいでしょう。

政府の選手支援にも言及

同じ発表文では、香港政府が2025年4月1日から、エリート選手(国際大会で戦うトップレベルの選手)への直接的な支援を増額したことも紹介されています。

まとめ

名古屋アジア大会の香港代表は、選手約580人・38競技の陣容で、計54個(金11・銀19・銅24)のメダルを獲得しました。行政長官はメダル総数・金メダル数とも過去の記録を上回ったと説明しており、HK01が報じた前回杭州大会(計53個・金8)と比べても、総数で1個、金で3個の上積みです。金メダルは8競技に広がり、スカッシュ・セーリング・テニスは長官から「歴史的な成績」と評価されました。

メダル数は2026年10月4日付の発表時点の値です。最新の数字は香港政府や大会の公式発表で要確認です。

出典

← トップに戻る