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新皇崗口岸、出入境を一度で済ませる自動化ゲートの登録条件とタクシー新方式 開通は10月12日との報道

ニュースの要点

香港と深圳を結ぶ陸路の出入境検問所「新皇崗口岸(Huanggang Port)」で、香港側と中国本土側の出入境審査を一度にまとめて済ませる「協働検査(collaborative inspection)」の自動化ゲートが始まります。入境事務処(Immigration Department)は2026年10月6日に登録の受け付けを始めました。同日の発表と会見によると、登録すれば7歳以上が自動化ゲートを使え、14歳以上は顔認証に登録すると渡航書類を取り出さずに通過できます。

開通日は、The Standardが関係者筋の話として10月12日(月)と報じていますが、2026年10月9日時点で政府の公式発表はありません。あわせて運輸署(Transport Department)は、口岸でのタクシーの待機・乗車方法を新しくすると発表しました。

年齢で分かれる3つの条件

条件は年齢によって次のように分かれます(2026年10月時点)。媒体によって年齢が違って見えることがありますが、それぞれ別の条件です。

  • 自動化ゲートの利用:7歳以上(登録が必要)
  • 顔認証での通過:14歳以上(登録すれば渡航書類の提示が不要)
  • アプリでの本人登録:18歳以上(香港政府の電子本人認証「iAM Smart」で認証)。18歳未満は保護者が自分のアプリから登録

顔認証で書類を出さずに通れる場合でも、入境事務処は、香港・本土双方の入境要件を満たす有効な渡航書類を引き続き携帯するよう求めています。自動化ゲートを使えない人は、従来どおり有人カウンターで手続きします。

登録できる人と必要な書類

入境事務処の2026年10月6日の発表によると、登録できるのは7歳以上で、次のいずれかに当てはまる香港居民です。

  • 香港永久性居民身分證と回鄉證(香港・マカオの居民が本土との往来に使う通行証)を持ち、本土側の自動化ゲート「内地e-Channel」に登録済みの人
  • 香港永久性居民身分證と「港澳居民来往内地通行証(非中国籍)」(中国籍でない香港・マカオ居民向けの本土往来用通行証)を持ち、内地e-Channelに登録済みの人
  • 香港身分證と回鄉證を持ち、内地e-Channelに登録済みの人
  • 香港身分證と往来港澳通行証(香港・マカオ往来用の通行証)を持ち、その通行証に有効な香港行きの签注(渡航許可)が付いている人

非中国籍の居民向けの通行証は、香港永久性居民身分證との組み合わせ(2つ目)として挙げられています。永久居民に限らない「香港身分證」と組み合わせる書類は、回鄉證と往来港澳通行証です(3つ目・4つ目)。

なお保安局(Security Bureau)の案内ページは、香港居民に加えて、有効な香港行きの签注が付いた往来港澳通行証を持つ本土からの訪問者も対象として挙げています。ご自身の書類がどの組み合わせに当てはまるかは、入境事務処の公式案内で確認してください。

登録の方法

登録は、入境事務処のモバイルアプリ「HK e-Channel」のほか、新皇崗口岸のe-Channel登録所とセルフ端末で行えます。ただしRTHKによると、口岸の窓口・端末を使えるのは開通後です。受け付けは10月6日に始まっており、開通前に登録しておく場合はアプリを使います。開通後は、成人なら自動化ゲートを通る際にその場で登録することもでき、数秒で済むと説明されています。開通直後は職員や補助スタッフが登録を手伝うとしています。

タクシーの乗り方も新方式に

運輸署が2026年10月7日に発表した新方式(RTHKによると、同署はタクシー業界とも協議)では、市区・新界の空車タクシーと、予約済みの配車タクシー(fleet taxi)の運転手は、まず緩衝区(待機エリア)で整理券を受け取り、そのうえで指定乗車エリアへ向かいます。配車タクシーはサービス大使(案内係員)が状況に応じて調整します。

配車タクシーを予約した場合、口岸ビル内の予約客専用の待合エリアのサービスカウンターで、予約したタクシーのナンバープレートを係員に示して登録し、表示板で到着情報を確かめてから乗車エリアへ進みます。新方式の開始日は発表に書かれていません。なおThe Standardは、緩衝区には新界タクシー70台・市区タクシー30台を収容する見込みだと報じています(運輸署の発表に台数の記載はありません)。

開通日と背景

The Standardは関係者筋の話として、開通は10月12日(月)、前日の11日(日)に開通式典が行われる見通しと伝えています。開通日を国慶節の大型連休のピークから外したのは、両地の職員がまだ協働検査の手続きに慣れていない可能性があるため、という関係者の話も紹介しています。

一方、入境事務処(10月6日)と運輸署(10月7日)の発表には具体的な開通日が書かれていません。入境事務処の発表は、2026年の施政報告で示された「今年第4四半期に供用開始の見込み」に触れているだけです。公式な開通日は、2026年10月9日時点で発表されていません。

越境前に確認しておきたいこと

  • ご自身と家族の書類が対象の組み合わせに当てはまるかを入境事務処の公式案内で確かめ、当てはまればアプリで登録しておく(口岸の窓口・端末は開通後の利用)
  • 家族で使う場合は、年齢(7歳・14歳・18歳)で扱いが違う点に注意する
  • 顔認証で通る場合も、有効な渡航書類は必ず携帯する

まとめ

新皇崗口岸では、香港と本土の出入境審査を一度に済ませる自動化ゲートが導入され、年齢と書類の組み合わせで利用条件が決まっています。タクシーも整理券方式に変わり、予約客は口岸ビル内の待合エリアで登録する流れになります。開通日を含め、登録条件や運用は変わる可能性があるため、最新は入境事務処・運輸署などの公式発表で要確認です。

出典

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